キアラ?
[どうしたんだ、と問うより>>26彼女が口を開く方が早く。
シェットラントへと向けて投げられる言葉は、彼女の背負ってきたものの重さが垣間見えるものだった。
自分の存在を否定されたと感じるような、そんな言葉がキアラから出てくるなんて思ってもいなくて。
けれど、その背負うものを知らぬ自分が軽々しく口を挟むことも出来なくて何も言えないまま。
>>30神子の答え、それに続き明かされた事実もやはり、何も言えず、けれど何か言いたい。
そんな感情に表情を曇らせたまま二人のやり取りを見守るしか出来なかった]