― 前夜:弔いの後に ― どう見たってしてんじゃねーかばーやばーや ……俺の前で位、素直になったっていいのにさぁ[薄く笑うお前が、こういう時に限って頑固なのは昔からの癖だと、知っているからこそ――気に喰わんことでは文句言うのに大事な時ほど隠して気張る幼馴染に俺は苦笑を零すのである大事な妹も、幼馴染も亡くしたそんなぼろっぼろでよー大丈夫といえるもんだと、俺はお前が心配になるんだよ]