― 橋の南側平原 魔軍 ―
[さて、主から指示を受ければ>>3:163。
目の前に迫り来る大量の騎馬兵、そして河からは投石船が遡上している。>>3:147
橋が壊されれば本隊との合流が危うくなるし、かと言って騎馬兵の対処に失敗すれば本隊が挟撃を受ける可能性がある。
まずは、カトワールの守備の任に当たらせているエトヴァルトをこちらに戻し、指揮を取れる者を2名にする必要があろうと。
伝令の早馬に、カトワールへ向かいエトヴァルトに状況を伝えるように指示し。
暫くはどちらも一人で守らねばならないか、と覚悟を決め。
まずは、竜の姿を見て怯えている自軍に対し]
うろたえるな!!
我々はこの日のために、今まで準備を重ねてきたのだ!
我が軍には圧倒的な兵力の上、ギィ様の威光もある!
今更竜ごときに負けることなどない!!
[と一喝すれば、彼を起点に緊張感の波が走る。士気の問題はある程度緩和した。]