反乱軍、ですか。
[>>41 剣の切っ先を喉元から外され、小さく息を吐く。
泰然自若していたとは言え、カナンの提案が無ければ、己の首が跳ねられていたかもしれない。
そして領主が、「反乱軍」と敢えて言う事に軽く首を傾げる。
わざとそのような言葉を使ったと云う事は、反政府軍に与するという事ではないのだろうか。
もっとも、大人しく王府に下る性格とも言えないが。]
いえ。とても恰好良かったですよ。
震える思いでした。
[アレクシスにそんな褒め言葉を貰ったところで、クレメンスが喜ぶとも思えないが。
そんな麗句を添えておいた。>>43 何処か可笑しそうに遠くを見やる領主の双眸には、外界のマリンブルーが見えているのだろうか。]