―回想・0日目・PM10:30・ラウンジ―
[否定を期待していたもののあっさりと頷かれて>>42肩を落とす。人に嫌われるのはあまり慣れていない。疎ましいと思っている伯父にすら、完全にが見捨てられない程度の振る舞いをしてしまっているくらいだ。
けれど負の感情をぶつけてこられたのかと思えば、急に相手の雰囲気が軟化してきて。逆に意図や感情が読み取れずに困惑が浮かぶ]
35って、…まじで?見えねえ……。
[見た目では自分より少し年上か程度の印象だったが、相手の申告した年齢はさらに上で。年齢と不相応に見えることすらも先程答えを貰えなかった違和感に繋がっているのだろうか。考えすぎるともはや面倒臭くなってくるのも自分の性分で、もう一度似たようなことを聞く気にもなれない。段々思考を放棄していく中で、不躾承知で凝視していた視線に呆れすら混じってきて]
大体なぁ……逆に35歳が世話されなきゃなんねえような状態でウロウロすんなよ。
うちの10歳の弟だって髪くらい自分で乾かせるぞ。