……さて、と。
これも、放っておくわけには行きませんね……。
できる限り、捕まえてもらわないと……。
[やれやれ、と思いながら歩き出す。
近くにいた生徒には、魔法生物の事も伝えて捕獲を頼み。
は、と幾度目かの息を吐いた所で、こちらへ向かってくる姿に気が付いた]
あー……アヴァンサル教官。
[あ、これは探されてるかな、と思ったからまずはそちらへと向かう]
お疲れ様です……はい、お察しいただけてるかとは思いますが、うちの仔がやらかしたようでして……。
[事情の説明は、ため息交じり。
理由はわからないが、虹竜が異界に干渉して精霊力を強く帯びた菓子を呼び寄せた事。
更に、魔法生物まで呼び込んでいる事を話して]