人狼物語−薔薇の下国

502 温室世界の住人たち


作家志望 クララ

[博物館は図書館同様、『資料集め』と称して赤髪の花精が入り浸っている場所のひとつだった。
 実際には何か特定のものについて調べたいということはなく、物珍しいものを眺めたり解説を聞いたりするのを楽しんでいるのだとは、学芸員にもとうに気付かれていることかもしれない。
 それでも、フレデリカはこの熱心な来客を常に歓迎してくれるので、赤の花精もまたそれに甘えてしまうのだけれど]

(53) 2018/06/21(Thu) 22:25:05

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby