それと……メレディス、あなたはこれを四大精霊族の長の元へ届けてください。
[言いつつ、託すのは四つの水晶球。
それは、神官長の言葉を直接封じたものであり、内容は、試練のための場の構築に協力してほしい、という旨の要請。
事態が事態だけに、断られる事はなかろう、と踏んでいた]
届け物の後は、叶うぎりぎりの範囲で、彼らの補佐を。
……距離感については、言うまでもありませんね?
[以前にも話した事だから、そこは問題なかろう、と思いつつこう告げて]
……この判断が、吉と出るか凶と出るかはいまだ未知数。
しかし、叶う限り吉へと転がすために……どうぞ、皆の力を、彼らの支えとしてください。
[お願いします、と。
らしくない口調で願う様子は、いつになく真摯なものだった。**]