はいはい。 好きな部屋に泊まりなよ。 今食べるもの用意してくるから、食堂の方で待ってておくれよ。 先客が寝てるけど、起こさないようにしてやっとくれ。[恥ずかしそうに空腹を訴える姿に、思わず笑みを零す。 仔狼の眠る談話室へ促しつつ、カウンターの扉から厨房へ入ると――]