[執務室に向かう途中、とても懐かしい気配を感じる。そこに引き寄せられるように体が動いた]フェリクス様……?[そこにはそこに居てはいけない人がいた]なぜ、あなた様がここにいるんです?ここにいるべきお人ではないでしょうに。[なぜだかわからないが、なんとなくこの方が行なったことはわかっていた。しかし、それを批判する言葉を私は持たない。はじめに裏切ったのは私だ*]