人狼物語−薔薇の下国

272 グロリアス・マギカ・グラマーティオ-スブ・ロサ


中学二年生 イェンス

[真顔のまま、軽く肩を竦めれば、残る人狼がカスパルだと知らされる。]

……そっち、か。

[では、ローズマリーは、正体を知らぬままでカスパルとともに行動しているのか。
 それとも、目の前のセルウィン同様、知ってなお、か。

 考えながらも、セルウィンの言葉に耳を傾けておれば。
 沈んだ声音に告げられるのは思いがけない共闘の申し出。]

……なるほど、ね。

[罠かも、と一瞬よぎるも。

 相変わらず不機嫌そうなその表情、逆に信じられると判断する。
 騙す気ならきっと、もっと愛想よくした方が確実だろうと。]

……乗った。

僕も、負けるわけにいかないんで、ね。

(52) 2014/11/19(Wed) 01:03:58

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