― 用具室 ―[部屋の前を掛けて行く足音>>49を聞いててっきりペーターが駆けて行ったのだと思っていた。駆け付けたのは恐らく最後の方だろう。ヤコブの無残な姿に、何かを思う様に瞳を閉じた]ヤコブ………………。[長い長い沈黙の後、大きく息を吐き出して]検分が終わったら…一緒にしてやってくれ。[昨夜出来なかった願いを口にした]