人狼物語−薔薇の下国

502 温室世界の住人たち


作家志望 クララ

― 魔導師の研究室 ―

 ……本体……。

[ファミルの言葉>>51を受けて、自身の傍にある赤い花をじっと見上げる。
 こちら側にあるのは意識だけなのだと、そんな説明を受けて]

 じゃあ、今は夢を見ているようなもの、ってことですか?
 あれ、でも、こっち側にあるのが本体で……?

[混乱したように、鉢植えの並ぶ研究室内の様子と、記憶にある街の中の風景を比べてみる。
 夢というには不自由な状況に、苦笑を滲ませるファミルには小さく首を傾げて。
 それからふと、視線をこの空間にいるもう一人――見知らぬ人物>>42へと移す]

(52) 2018/06/30(Sat) 14:19:37 (suzukake)

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