人狼物語−薔薇の下国

176 ねぼすけ狼とうさぎさんの黒い森


流民 ロー・シェン

[必要なかったかな、そう紡ぐ彼の声のトーンが
何時になく消沈しているように感じたのは、気の所為か。

見えてくる。

『必要なかったかな』なんて此方を気遣う態を口にしつつ
酷く、寂しそうな、寒そうな彼の姿が。

いつまでも子宮に居ては、腐ってしまう。
シェイとマレンマ、二人へと視線を向けて]

 行こう、――…"同志"が、寂しがってる。
 君たちの生き方を狂わせた俺が憎いなら、
 無理にとは言わないけれど。

(52) 2014/04/19(Sat) 04:11:52 (presage)

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