成る程『女神』の取り巻きか。[ 相手の名乗りを聞いても、黒虎の纏う殺気は消えない ]気に入らんな。[ 低い声も不機嫌全開だ。そしてその不機嫌を体現するかのように、ごう、と、焔が黒虎の身を包んで燃え上がる ]グオォオッ![ 次の瞬間、大気を震わす咆哮をあげた焔纏う虎の口から、熱波と焔が塊となって女神の騎士めがけて放たれる* ]