[男もまた妻の亡骸を護るために地下へ避難することにする。
愛馬は兵に頼み、南へと逃がしてもらうことにした。
移動の途中、ローレル達双子を探し出すことは出来たかどうか。
砦内に走る指示は彼らにも伝わっていようから、避難することは可能なはずだ]
[地下へと避難する者達は移動距離が短いために、攻城兵器の発動までには間に合うことだろう。
ただし、地下への避難は人数が限られている。
それ以外の大多数は馬や徒歩での避難となった。
避難が間に合うかはその者達次第。
ただ、王都アルテス側へと逃げた場合は、余波に巻き込まれる可能性が高いことだろう。
攻城兵器を前に、王国軍は戦々恐々とした時を過ごす**]