[ミリアム>>47は無事退避出来ただろうか。
一方で、奔り続ける風の勇者は無理の一言を返したが、その身は宙高くを飛んで波動を免れる>>49]
ああ!
大した怪我じゃ――ねえ!
[目に見えない火傷のような状態だろうか、じくじくと熱持った痛みはあるが、動けないほどではなく。
アイリに容赦なく殴られたことを思えば、見た目だけでも随分マシと思えた]
それより、また大技使われない内に、叩きのめしてやらねえと!
[こちらの動きに間髪入れず、玲緒が長槍を突き入れる>>50。
ミリアムもまた隣を擦り抜けるように、炎の剣を放った>>51]
はは、そこは約束出来ねーけど――
[苦笑しつつ、彼女らへ続くように、戦鎚を振り被る]