[指示を下すような凛としているものでもない。普段のどこか淡々としたものでもない。
裡を吐露する声>>17は弱弱しく響き鼓膜を揺らす]
ああ、ウェルシュは敵将…ジークムントと知り合いだった。俺が戦場をともにしていたのをみて、こちらに話しかけにきたぐらいだったからな。
二人で話をさせてほしいと言われた。おそらく…古くからの顔なじみか何かなんだろうよ。一応願いは聞いてやった。願いを聞くだけの大丈夫な状況を作っていたからな。とはいえ、俺はいまだに許せはしないがな。
[それは水を差されたという私情もあるにはあった。]