全てを凍らせ氷雪に埋もれる千年を氷華のもとに、と、其方の従華は言った。だが何故、それを望む?命と熱とを厭うなら、其方自身が自らを氷に閉ざせば良かろうものを。何も見ず、何も聞かず、何一つ感じず...其方が造り出した従華のように在れば良い。何故、戦を勝ち抜いてまで、世界を変えようとするのだ?[ 氷華に答える義務は無かろう。ただ尋ねたいから尋ねるだけ、と、柔らかな花神の声は顕している* ]