― 夕方:移動中 ―[最初は緊張していたが、どうにか落ちずに運ばれるのにもなれれば体の力も向けて、ゆっくりとコツをつかんでいっていたころ報告>>43>>44が続く] こんな霧の状態でよくもまあやるもんだ。少数だから可能だったんだろうが敵にもあいつらにも感心するな。[危機感よりも先に呆れを抱きながらも今この場でできることなど自分にはないとむしろ休むぐらいの心持ちでいながら、こうなると途端にきびきびラートリーの言葉を聞いていて]