……お前たち、手を貸せ。[呼びかけに、戦場の気に酔うその一団は拒絶を示すが] ……『荷運び』をして無事に陣に戻るのと、この場であたしに刈られるのと。 どちらがいい?[先頭にいた者を鎌の柄で殴りつけた上で、改めて問う。選択肢というには余りにも極端なそれは、血の酔いすら醒ましたようで。いそいそと『荷運び』に勤しむ一団を一瞥した後、空を見上げた]