は?ちょっちょっと待てよ、俺が何したっていうんだ。
ここは確かに村の避難所だけど、親父が提供してるだけでうちの土地と建物だぞ。
騒ごうが喚こうが文句言われる筋合いはないね!
あんたこそ、木っ端軍人のくせに勝手に押し入って来やがって何様のつもりだ。
親父があんたの上官に顔が効くのを忘れたわけじゃないだろうな。
またあの時みたいに泣きを見るのはあんたの方だぞ!
[つい数瞬前の困惑も何の、投げられた高圧的な言葉には売り言葉には買言葉か。
後先を考えろと詰めたカーク自身こそが後先を考えずにまくしたてていた。]