[瞳を閉じてふわふわと微睡んでいると自分が見つめていた相手がもぞりと動く>>24のがわかる。何処かへ行ってしまうのかな。少し残念に思うも、彼の気配がすぐ近くになったことを感じると、宝物を手に入れたような満たされた気持ちになって、アメジストを抱きしめた。抱きしめたアメジストがひんやりとしていたので自分がくるまっていたタオルケットを一緒に分け合っただろう。それからしばらくしてカスパルの物音が聞こえたので、そっとタオルケットから抜け出してキッチンへと向かった。>>15]