[離れた所からこちらへ向く視線に気付き>>45。
特段何かを躊躇うこともなく、彼の方に歩み寄る。]
やあ、良い朝だね。
そんな顔してどうかした?
[どことなく気落ちした様子に首を傾げさせ
彼の首から下がったタオルを端を手に取り]
前髪が濡れたまんまだ、眼鏡濡れるよ?
[ゆるいウェーブのかかった黒髪が額に張り付いている。
それを分けるようにしながら、タオルで水気を拭き取り]
………… それに、結構汗かいてるね
[流れるような動作で鼻先を首筋に埋め、くすりと笑った。
他意がないと言えば嘘になる視線を横に流して]