― セミヨン川南岸 ―[橋を駆け抜けた先にあるのは、混戦。>>51口の端が刻む笑みが深くなる] ……さて。 良さそうなのは、いるかな。[言いながら、右手に無造作に提げていた大鎌の柄に左手を添え。添えた左を後ろへ引きつつ、左の足を軸にくるり、その場で一回転。勢いを乗せて振り上げられる形となった銀の刃が、近づく敵兵を纏めて薙ぎ払った]