[雨雲も無く風も穏やかだ。だが空模様は荒れるかも知れない] 彼ら学生共に相応の義と利が存在し得るだろうか。 然し。太陽が余りに眩しすぎるとやがては大地に渇きを齎しかねない…。 さて…我等貴族の未来、どちらと共に歩もうか…。[この後、南島シュビトの街を目指す巫女姫の親征軍を、百五十の寡兵が訪れる。率いる者は貴族諸侯のひとり。アレイゼル家、当主ソマリ**]