人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


血晶術師 エディ

― 回想/平穏な頃 ―

[『第二王子の目付け兼護衛役』。
それが、平穏な頃の青年の務めだった]

 ……ですからね。

 あまり、無茶をしないでください、と。
 僕は、一体、いつまで言い続ければいいんですか、カレル様?

[とはいえ、その実態はと言えば、何かあった時の小言役。
度が過ぎればきつい言い方をする事もあったものの、穏やかな気質の青年が言葉を荒げる事はほとんどなく。
また、平穏であるが故に、大きく力を振るう機会もそう多くはなく。
青年自身がその魔術の才を隠したがる傾向もあり、その力の在り方についても他者にはあまり知られてはいなかった]

(52) 2014/09/12(Fri) 10:16:21

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