[ 私の啜り泣く声がメイン・サロンに響き始めてから少しして だんだんと涙が引いてきた私の頭を主人が撫でる。>>35 心から私の事を想ってくれているんだとわかるその表情は 私が鍵を壊した"こころ"の奥底から 忘れていた表情を呼び覚ます。 ]