……よし、決めた。お前、今からリォウリー、な![思案を経て、つけた名前は直球──鮮やかな色、そのものを示す『瑠璃《リォウリー》』。言葉の意は伝わったのか、海龍はきゅう、と嬉し気に一声鳴いて。その小さな頭を軽く撫でてやってから、白狼児は砂浜へと駆けだして行った。**]