人狼物語−薔薇の下国

502 温室世界の住人たち


司書 ファミル

― 魔導師の研究室 ―

[こちらの言葉を受けて深呼吸する姿>>49に、素直だな、と思ったのは一瞬。
こちらの説明に、逆に困惑を深めている様子>>50に、は、と小さく息を吐いた]

 私も、完全に理解できているわけではないんだが。
 ここにあるのは、所謂私たちの『本体』。
 そして、私たちは『眠った』事で、意識だけがこちらに現れている、という事らしい。

 ああ……あれが一番状況として近いかな、『幽体離脱』とかいうやつ。

[そんな題材の物語も、図書館には何冊かあったはず、と思い返しながら例に挙げて]

 ただ、物語のように自由に動き回れはしないから、面白味には欠けるかも知れないが。

[冗談めかして付け加えるものの、あまり気の利いた物言いではなかったか、と。
そんな事を思いながら、司書は僅かに苦笑を滲ませた。*]

(51) 2018/06/30(Sat) 13:11:42 (tasuku)

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