人狼物語−薔薇の下国

549 月下薔薇


行商人 アルビン

― 個室 ―

[扉越しにもはっきりと届く、咆哮。>>33
まあ、そうなるよね、とは口の中だけでの呟きで。
後を追うように響く声>>38に、できる限り静かに扉を開けて廊下に出た]

 …………。

[少女の亡骸の前で嘆く二人に声をかけはしなかった。
理由は色々とあるけれど、その一番の理由は、オクタヴィアの言葉。>>42]

 ほら、ね。
 ……無理なんだよ、根本的に。
 夢は、夢だから綺麗で、それ以上にはなれないんだ。

[吐き捨てる声は小さく、部屋の中で語らう二人には届くまい。
そのまま、語り合う二人の邪魔をせぬよう、気配と足音を殺して階下へと降り、集会場の外へと向かう]

(51) 2021/08/06(Fri) 20:19:05

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