人狼物語−薔薇の下国

496 天穹迷花


朱雀のいとし子 カスパル

[空を翔け、拠点へ戻る最中に感じたのは強い水気。
それを齎した者が誰かは、その力の波動からはきと感じられる]

……さすがに……。

[強いな、という言葉は声にはならない。
代行者としてその対極を預かった時期もあったが、根本的な力量差に圧を感じていた事は否定できず。
その任も解かれた状態で近くに感じた力には、改めて、圧倒されるものを感じていた]

朱雀様が絶対無二と認める御仁だよなぁ……。

[ほろ、ともれたのは主が決して表に出さぬ心情の一端。
聞く者がないからこそ漏れたそれは風に散らして。
ふわり、拠点へと舞い降りた]

(51) 2018/02/03(Sat) 20:56:38

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