[オズワルド>>50の手が頭に触れると、一瞬びくりと全身を震わせる。誰かに触れられること、ましてや頭に優しく触れられるなんて、これまでの人生でありえないことだったから。おそるおそるノートから顔を出して、彼の様子を窺う。] 『人参、お嫌いですか……?』[怒ってないという言葉に僅か安堵の表情を見せ、確認するように文字で問いかけた。]