俺の記憶によると、間違いなく俺自身は死人なんだがね。[ 笑う妖精…のような少女の言葉に、相変わらずぼやく調子で声を返しながら、そういえばこんな風に誰かと会話するのも久しぶりだなと思い出す。細い指が、つんと肩を突けば>>49その感触にも目を瞬いた ]ほんとだ、触れるな。[ 人に触れるのも、久しぶり…何年ぶりかは、ちょっとはっきりしなかったが……幽霊の時間感覚はだいぶ怪しい ]