―中庭へ向かう廊下―
[146cmと小柄であり、歩調が合わないのか、段々とラフィから距離が離れてしまい。
早足で追い掛けても中々追い付かず。]
ラフィさんー、待って下さいぃっ!
……あっ。
[たまたま近くを通り掛かった自警団員が居たので、慌てて呼び止めた。
何事だ、と言わんばかりの自警団員に申し訳無さそうに一つのお願い事を。]
あのう……すみません、毛布か何かをぉ、貸して頂けますかぁ?
[酔ったラフィが中庭で寝てしまう事を考えて、自警団員に何か掛けられる物を頼んだ。
自警団員がそれに応じて持ってくる間、ずっとラフィへ心配の眼差しを向けるが、そう時間が掛からない内に見失ってしまい。]