人狼物語−薔薇の下国

215 龍海乱舞 ─南方海域波乱航─


つむじ風の白狼児 ゲルト

惑わされぬように、か。

[小さく呟いて、光を受けた腕輪を軽く、撫でる]

でも、だいじょーぶ。
……ほんとに大事なものは、見失わない、から。

[常ならば表に出さぬ誓いの言の葉をその場に零した後、こちらも森に背を向けて]

よしっ、やる事やった。
戻って一休みー……っと、その前に。

[言いながら、視線を向けるのは肩の瑠璃色]

……お前にも名前ないと、色々と不便だよなあ……どーしよっか。

[呟きに、海龍はきゅー、と鳴いて首を傾げる。
尻尾がしたぱた、何やら期待するように揺れていた。

その様子をしばし、じぃ、と見つめて]

(50) 2014/07/13(Sun) 22:32:29 (tasuku)

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