[潮風の部屋を出て目に入ったのは、ドアが開かれたままの青葉の部屋。]ゾフィヤ……さん……。[共に展望台に行った日、カメラを向けた時の照れた笑顔が思い浮かぶ。大丈夫、と自分に言いかせる余裕もないまま、青葉室内へと駆け込んだ。更なる悲劇が待ち受けている場所へ。]**