くうっ……![途端、男にバジリスクが抱く毒が流れ込んだ。あまりの毒の強さに左手で胸元を握り締める] ぅ…… 内に抱く 閃光 我が身を 巡り 蝕みしもの 包み 為せ[共有により流れ込む毒を押さえるべく呪を紡ぎ、男はバジリスクへと視線を向けた。バジリスクもまた、共有により石化の効果を受けつつある。尾の先から徐々にその色を変化させていた]