― 水霊領域の小島 ―
[巫女姫たちの恋物語が語られぬ理由は、古き魔精霊の伝承にも関わるが故、というのもあるがそれは今は無用と触れる事無く。
唇引き結ぶ様子>>47には、ただ頷きだけを返して]
『ええ……全ては良き縁の交差故の事』
[己が語りが姫に思わせた事は、水霊には識る由もないが。
笑み浮かべる様子>>48と、その後に続いた感謝の言葉>>49に、何か得られた事は察しがついていた]
『ええ、そうですわねぇ。
これは内緒話、乙女の秘密、という事でお願いいたしますわぁ』
[重さのない声で笑うのに、こちらも鈴を振るような笑い声で応じる]