― 『世界軸』上層・幽冥の間 ―[良くも悪くも「考えるな、感じろ」系。それが、相棒に何を思わせたかはわからないけれど、命の虚竜・幽冥が待ち受ける場へと辿り着けば]これも食べられないんだろうなー、ちぇー。[琥珀色の羽毛と鳥形翼を持った虚竜を見て、そんな一言をポツリと呟くが]…………でも――頑張るしかないんだけどね![さぁ、自分にできる事を行おう。幽冥の間へ現れたモノに警戒の咆哮を上げる琥珀色の羽毛と鳥形翼を持つ竜へと、少女は駆け出していく*]