[オーダーも彼がさっさと済ませてしまう>>48
カクテルに疎いので、注文したものがどんな物かすらわからない。
きっと自分一人では、こんなにスマートに注文を済ませる事は出来なかったのが目に見えている。
密かな感謝をして、カクテルを待っていると、
ざわりとするから何かあるのかと視線を向ければ、少女が、青年に水をかけた後だったようだ>>23>>36
何かあったのだろうかとみてしまう。見ても解らないが、きっと喧嘩か何か何だろう。
喧嘩を誰かをすると言うのは、どこか羨ましくも感じる。
……そんな風には今まで思わなかったのに、そんな風に浮かんでしまうのはきっと、傍に居る男のせい。
自然と男に視線を戻して見上げてしまう。
しばらく見つめていたが、はっとなり視線を逸らせば、プールの方にいる迫力のある女性?とそれに付き従う騎士の姿が目に入る>>14
あれくらい、迫力のある女性が、ルートヴィヒをナンパしたのなら、きっと断れないだろうと勝手な予想。
だからこうして一緒にカウンターまで来たことは良かった事だと、自分に言い聞かせるのであった*]