[ 実際の彼の立場は置いておくにしろ
彼の選択肢は二択のみに他ならない。
それだけは伝わった。
つまるところ、
他国に侵略されることによって
平和が齎されると考えてはいないのだと。 ]
ボクはありのままを描きたい人間だから、
今度またゆっくり話をしよう。
その時にでも『絵』を取りに来るといい。
[ 東屋から見える風景を描いた絵。
毎日のように習慣づいていたそれは
国王の崩御を知ってからというもの
ぱったりと描くことを止めていた。
欲しいと言われれば吝かでない。>>39 ]