[>>38電話を知らない彼から見れば、きっと何をしているか分からない光景。
十分に発達した科学技術は魔法と見分けがつかない、という言葉があるように、
携帯端末を弄る姿で魔法使いと思われたとは思い至らず。
そんな青年の軽口は想像以上に重く受け取られたようで。]
へっ?
いやいや、冗談だって。
ダチにも聞いてみるからさ、取り敢えず身を落ち着けられるとこ確保しておこうぜ。
後は、服だな!
[友人達にSNSでメッセージを送った後、ポケットに仕舞い込んだ。
部屋が空いているか聞けば、確保は可能との事。
スキーウェアや上着類も貸して貰えるとの事だ。]