チシャの兄さんも、あの時はありがとう。 野菜、全部おいしかったよ。 しばらくは料理も野菜たっぷりだった。[メレディスの方にも笑顔を向けて、あの時言えなかった礼を告げる。] 母は、一昨年の暮れに約束の地に行った《死んだ》んだ。 流行り病で、あっという間だった。[母親の様子を聞かれ>>44、答える時には、笑顔に針ほどの影が落ちた。]