― 第2エリア・通路 ―[思わず止まっていた足に気が付き、再び扉へと向かわせて『誰もいない通路』に出た瞬間亜空間ワープ特有の、足元の地面が失われたような気持ちの悪い感覚がやってくる。>>#2] うっ、うわわっ……![まさか、緊急避難警報中に亜空間ワープに入るなんて。不意討ちの感覚に平衡感覚を失い通路の床に座り込む。] 一体何が起きているんだ…?![非常事態に続く異常事態に、混乱していると目の前にナノ送受信機を介してホログラフの獣が出現した。]