[どこかぼんやりとする意識の中、ジムゾンの言葉>>42がやけに大きく耳に響く。――――神のご加護。そんなものが、本当に自分に訪れるのだろうか。否。たとえ神が自分を許してくれたとしても、内なる“声”が許してはくれない。許されるはずなど、ないのだ――…と。]