人狼物語−薔薇の下国

201 異端なるモノの舞踏場


銀月の奏者 ソマリ

……さて、どうしようか。

[呟く間にも、こちらに気づいた獣たちは牙を剥き出し低く唸りをあげている]

やれやれ、だ。

[言いながら、両の手を虚空へとかざす。
見えぬ鍵盤を叩くように指が動き、旋律が織りなされ──それは連続した衝撃波となって、跳びかかって来た獣たちを打ち据えた。

きらきらと舞い散る、銀の粒子。
それと共に、小さな核が幾つも地に落ちた]

(50) 2014/06/01(Sun) 22:41:37

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