― シンシャ水軍旗艦・甲板 ―[待つ事しばし、甲板から合図と伝達が届く。>>47指定された場所にふわり、雷竜を舞い降りさせ。甲板に降り立つと、貴人とわかる女性に向けて一礼した] 降下のお許しをいただけましたこと、誠に感謝いたします。 縁あって今回の演習に参加させていただいております、『天雷の騎竜師』ノトカー・ラヴェンデルと申します。[普段は養成学校に詰めているとはいえ、次期当主として色々な場面に顔を出す事は多々。そんなわけで、名乗る口調は淀みないものだった。*]