―館内・応接間―
[館内は広々としている。質の良い家具が誂えられ、応接間にはすでに何人か、参加者と思わしき男女が集まっていた。
全員…よりもはるかに若いことに少々の戸惑いは覚えるものの、まあこんなパーティーだ、そんなものだろう。
主催者の男(…はアヴェだと勘違いしている)が自分に招待状を寄越したのも何か考えがあってのことだろうと思う。
とりあえず目についた机から、『自己紹介カード』と『謎 no.1』と書かれた紙をとる>>3
すでに集まった参加者のものはコピーされているようだ。
内容だけでなく、筆致からも個々人の趣が見て取れる]
アヴェというのはあなたですか。
招待ありがとう。あの時は……すまなかった。
[ソファに腰かける男に、初対面なのに身の上話を聞かせてしまったこと>>30を謝罪した。
男のあられもない格好については、こういうパーティーだし、気後れしないように気を使ってのことだと思い、触れないことにする]