[誰かに助けて貰うなんて出来ない。 “助けて貰うのを待つだけ”なんて出来ないから、私は自分でやると決めた。][あの日。お父さんがいなくなってから。][その決意はきっと、紺野莉麗を孤立させた一因ではあったのかもしれないけれど。]